クコとナツメで「肝腎要」の肝腎を養います
駅に向かう道すがら、
「お庭で実ったナツメです。ご自由にどうぞ」
というはり紙を発見!
ナツメの木の下に収穫されたばかりの小さなナツメたちが、たくさん入っていました。
20粒だけ頂いて、リンゴと一緒に圧力鍋で5分。
滋養強壮抜群の秋のジャムができあがりました!
お砂糖も何もいれなくても甘くて酸っぱいナツメ。リンゴと親戚のような味わいです。
漢方では、リンゴも、ナツメも、身体が弱い人にぴったりのオススメ食材であり食薬なのですが、ふと、秋に収穫されるものは皆、
滋養強壮力があり、血を養い、気を補ってくれる「プラーナ(生命エネルギー)」がいっぱい詰まっている
ということに気がつきました。
栗やくるみ、胡麻などのナッツ類も同じように腎に働きかけて身体を潤してくれる秋の味覚。
そしてこのナツメもまた、貧血や不眠にも効くパワーフードです。
漢方では「大棗」という名前で処方されますが、食材としても流通しています。
婦人科系のトラブルや不眠、貧血など、血からくる不調によい食材です。
最近は、同じように滋養強壮、養血作用のある「クコの実(ゴジベリー)」が人気のようですが、クコの実(ゴジベリー)と一緒にナツメを使うとよりパワフルです!
クコは肝に、ナツメは腎に良い食材なので、この2つで「肝腎要」の肝腎を養います。
秋は体重管理などは控えて、収穫された命ある旬の食材をしっかりと食べて、冬に備えたいと思います!