芒種(ぼうしゅ)

6月5日は「芒種(ぼうしゅ)」

稲の穂先の突起を表す「芒(のぎ)」という漢字。

「芒種」は、こうした尖った穂先を持つ、穀物の種を撒く季節をさしています。
「芒種」を向かえる頃、ちょうど田植えが終わり、いよいよ入梅を待つ。
そんな季節なんですね。

体調不良の大きな原因の1つに「湿気」があります。

身体に余分な水分が溜まると、胃腸の働きが弱まり、食欲がなくなったり、消化不良を起こしやすくなります。

梅雨時期に胃腸の調子が悪くなるのは、この湿気が悪さをしているからなんです。

海に囲まれ、梅雨のある国土で育った日本人は、湿気の影響を受けやすく、脾胃が弱いのです。

そして、この余分な水分というのは他にも沢山の悪さをします。

むくみはお馴染みですが、「めまい」等も、体内の余分な水分が、揺れることで起こるとも言われています。イメージとしては体内に水たまりができていて、それが揺れて身体が大きく揺さぶられてしまい、目が回ってしまうのです。

試しにお風呂場で、桶にお水を沢山ためて両手に持ち、1−2歩大きく歩いてみてください。
水面が大きく波立つと同時に、下半身の力がしっかりしていないと、上半身が揺さぶられるはずです。

漢方養生学では、吐き気などの原因も、この水分が関係していることがあると考えられています。

したがって、梅雨の時期の養生は、

「身体の水はけを良くしてくれる食べ物を積極的にとり、水分代謝を意識した生活をすること」

これが大切です。

ただし、利尿作用のある夏野菜は身体を冷やす作用もあるので、必ず煮たり、焼いたり、炒めたりして食し、唐辛子や生姜、胡椒、山椒などの身体を温めるスパイスと一緒に食べてくださいね。

タラゴンやジュニパーベリーがオススメ – 芒種の頃

タラゴンやジュニパーベリーなどの利尿作用があるスパイスもこの時期のオススメです。

紅茶にも利尿作用がありますので、紅茶を沸かすお湯に3から5粒ほどのジュにパーベーリを少し押しつぶして入れ、数分沸騰させてから紅茶をいれます。

爽やかな香りとほろ苦さのあるスパイスティーが楽しめます。

ジュニパーベリーはお酒の「ジン」の主要原料の1つでもあります。
ジュニパーベリーを煮出したお湯で作った紅茶に、少しお酒を入れてもおいしいです。

タラゴンは、小匙1杯程度でOK。
ハーブティーが好きな方は濃いめに煮出して、タラゴンティーをストレートで飲んでもOKです。

足などのむくみや膀胱炎などにも良いと言われているので、テレワークの息抜きに是非お試しください。
オフィスワークをしていた時よりも、むくみやすさを感じている方が多いと思います。

新型ウィルスの影響で在宅勤務をされている方、下半身のむくみが気になっていますよね?!

ぜひジュニパーベリーやタラゴンをお湯で煮出して飲んでみてください。

梅雨の季節は乾物・スパイスの棚卸しの季節です!

また、旬のものが少ない梅雨の季節は「乾物の棚卸しの季節」とも言われています。

水分を多く含む食品はどうしても身体を冷やしがちですが、水分が抜けた乾物は身体を温める作用があるので1年間ストックしながら使ってきた乾物を食卓のメインにして、一気に消費してしまいましょう!

乾物食品の断捨離を楽しみながら、梅雨を楽しくのりきりたいと思います!

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