小暑(しょうしょ)

7月7日は「小暑(しょうしょ)」
すっかり忘れていましたが、今日は七夕さまでした!
夜明けと共にゆっくりと蕾をほどく蓮の花が見頃の季節です。
蓮の葉茶はベトナムではお馴染みのお茶ですが、中華ではチマキを包む香り付けとしても利用されています。
また白い実は、精神安定や不眠に効く漢方食材としても有名です。
今年の東京はあまり雨が降らない梅雨でした。
まだ梅雨明け宣言はありませんが、この暑さ。。。ほぼほぼ梅雨明けしたのではと疑っています。
太陽が顔を出すと気持ちは嬉しいのですが、近年は暑すぎて、お昼時などに外出すると息ができないほど。
夏が好きなのは、若い時だけ。。。。そんな言葉が過ぎる私でありました。
さて、漢方養生学の話になりますが、消化を主る「胃」を気遣う人はとても多いのですが、その「胃」のお母さん的な存在である「脾臓」という臓器を気にする人はあまりいません。
けれど、胃の調子を調えるには、この「脾臓」も一緒にケアしてあげることが大切です。
「脾臓」は、とにかく湿気を嫌う臓器なので、梅雨から夏にかけては、意識的に温のもの、消化の良いものを食べるようにするのが養生のポイントです。
脾胃が弱い私にとって湿気は不調に直結します。
また、この「脾臓」はあれこれと思い悩んだりすると弱ってしまう繊細な臓器でもあります。
肉体的には水はけをよくする努力をしつつ、精神的にはあれこれ思い悩まずにとにかく「シンプル」を心がけることが胃腸を調えるポイントであり、梅雨を乗り切る秘訣なんだそうですよ。
ぼんやりとした気だるい身体を目覚めさせるには、
少し上を向いて早めに歩いたり、
軽い負荷でスピーディーに沢山身体を動かす運動が効果的。
幸せ物質「セロトニン」もこの単調な動作で分泌が進むそうです。
カルダモン がオススメ – 小暑の頃
そんな梅雨時期にオススメなのは、気をめぐらせてくれる香りのあるお野菜や、消化促進効果&香りで気を巡らせてくれるカルダモン、そして安神効果(精神安定効果)のある蓮の実やお茶たちです。
手ごろなところで、ジャスミン茶や凍頂烏龍茶なんかは、飲めばサッパリとリフレッシュしますよね!
カルダモンのスーッとしたスパイシーな芳香は気持ちをスッキリさせてくれるだけでなく、胃腸の調子を調えて内臓からやる気を起こしてくれます。
カルダモンのスパイスボトルをテレワーク のデスクのそばにおいて、疲れた時に香ってみるのもオススメです!