ターメリックライス(うこんライス)

肝をサポートしてくれるターメリックの使い方

「カレー以外でのターメリックの使い方がわからない」
これ、スパイスセミーやスパイスワークショップでよく出る質問なんです。

ターメリックは味や香よりも、色味と薬効を期待して使うスパイスなので、どんなお料理にも少量であれば加えることができます。

ただし、土臭いので

  • 必ず油と一緒に使うこと
  • 調理の下ごしらえか初期段階に使うこと
  • 火をしっかり入れること

などの注意が必要ですが。。。

肝機能を強化してくれるターメリックは、魚や肉の表面に擦り込んだり、根菜類の表面に油と一緒に塗り込んでグリルしたりと、実は用途がいっぱいです。

今回は、黄色が美味しさを誘う、ターメリックライスの作り方をUPすます。

炊飯器にいれるだけ!ターメリックライスの作り方

お米:2-3合

ターメリック:小匙1/10から1/5が限度
バター:1かけ
ドライレーズン:少々(お好みで)

  • 熱したフライパンの火を止めて、ターメリックを乾煎りします。
  • 炊飯機にご飯とターメリック、バターを少し入れてから通常分量のお水をいれて炊き上げます。
  • お好みで、ドライレーズンやクコの実(ゴジベリー)を入れると甘味がでて美味しいです。

スパイスコーディネーターの食薬(しょくやく)ノート

ターメリックは味や香りよりも色味として利用されるスパイスです。

沢山入れすぎると土臭くなってしまうので、使用量については十分に注意が必要です。

また、カレーなど、料理の途中で「もう少し黄色くしたいな!」という感じで後からターメリックを追加すると、土臭さが際立ち、お料理が台無しになってしまいます。

ターメリックを使う時は、熱したフライパンの火を止めて、ターメリックをから煎りすると焦げずに上手に乾煎りできます。

煮込み料理や、下ごしらえ時にお肉・お魚の表面にターメリックを塗りつけて使う以外は、

乾煎りしてから使うようにすることと、
お料理の最初の方(お料理の下ごしらえ)で利用する

というのがターメリックを使う際のポイントです。

ターメリックには「ウコンの力」でもお馴染みの、クルクミンが含有されています。

疲れた肝臓の機能を高める効果のほか、抗酸化作用による老化防止、アルツハイマー病の予防などでも注目されています。

スプン1杯(約2.5g)で「ウコンの力」約2.5本分と計算できるので、ご飯や、お野菜を茹でる時など、彩りとしてターメリックを利用し、上手に摂取しましょう。

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