ターメリックミルク
ターメリック(クルクミン摂取)は油分と一緒が鉄則です
ターメリックは味や香りではなく、色味や薬効を期待して使うスパイスです。
香りや味はほとんどしませんが、入れすぎると土臭くなるので注意が必要です。
水に溶けず、油に良く溶ける性質を持っているので、油分の多いものと一緒に食べて吸収率を高めましょう!
ターメリックミルクのポイントは、バターでターメリックを良く練る事。
バターがなければマーガリンでもかまいません。
しっかりとバターで練ったあと、少量の牛乳でさらに良くまぜ、一度沸騰させてから、すべての牛乳を注いでください。
ターメリックパウダーをお水でさらっと飲んでも、あまり吸収されません。
油分のある食材と一緒に美味しく食べるようにしましょう!
レンジで簡単!ターメリックミルクの作り方
レシピ:マグカップ1杯分
ターメリック:小匙0.5
胡椒:お好みで
牛乳:200cc
バター:小匙0.25
塩:少々
- マグカップにバターとターメリックを入れ、600Wのレンジで30秒あたためる
- マグカップを取り出し、バターとターメリックを良く混ぜる
- ❷に牛乳を1cmほど注ぎ、レンジで一瞬だけ沸騰させたら、マグカップを取り出し、よくかき混ぜながら牛乳を全て注ぐ
- 再びレンジで沸騰しないように温める
- カップを取り出し塩で味をととのえたら出来上がり
*お好みで胡椒やガラムマサラを1つまみ振っても美味しいです。
*レンジは急に沸騰してこぼれますので沸騰しないように確認しながら温めてください。
アーユルヴェーダー的ターメリックミルクの作り方
レンジは手軽ですが、アーユルヴェーダーの「火(ピッタ)」のパワーをプラスするにはガス火で牛乳を温める必要があります。
鍋にお水を入れて(土と水のエネルギー:カパ)、ガス火(火のエネルギー:ピッタ)でグラグラさせると、お鍋の上がユラユラとします。
これは火と水がアーユルヴェーダーのもう1つの元素「風:ヴァータ」を呼び起こしているんです。
ガス火で調理することは、アーユルヴェーダー5つの全ての元素を使うこと、つまり5つのエネルギーをお料理にプラスすることになるんです!
ひと手間かけて、ぜひ、お鍋で作ってみてください。
おいしさが違うはずです!
- 鍋にバターとターメリックを入れ弱火にかける
- バターが溶けたら火を止めて良くかき混ぜる。
- ❷に牛乳を少しいれ、良く撹拌したら残りの牛乳を注ぐ
- 再び火をつけて、かき混ぜながら沸騰直前まで温める
- 塩で味を整えたら出来上がり
アーユルヴェーダー5つの元素のパワーをもらいましょう!
スパイスコーディネーターの食薬(しょくやく)ノート
イライラ・プリプリは肝臓に負担がかかっている信号。
飲み会などが続いたり、疲れがたまっている時、そしてプリプリと怒っている時は、肝臓に負担がかかっている時です。
リラックス効果がある温かいミルクと肝機能を強化してくれるターメリックで、内蔵から癒してあげましょう!