大寒(だいかん)

2023年1月20日は「大寒(だいかん)」
1年の中でもっとも寒さが厳しい時期です。
2020年のちょうど今頃からコロナが蔓延し始め、丸3年が過ぎようとしていますが、まだまだ心理的・肉体的な制約が続いています。
コロナがなくてもこの時期は、身体の免疫機能が低下して風邪をひきやすい季節なので、スパイスや漢方食材を上手に利用して、身体を内側から温めてあげたいなと思います。
ただ、私のように家に籠ってばかりだと、それはそれで身体の中にありあまったエネルギーがフツフツと燃え上がってきたりします。
これを体熱と言います。
お酒の飲みすぎやストレス、怒りなどなどでも身体は熱を帯びてしまうんですね!
そんな時は、ラム肉や牛肉などの熱生の食べ物は控え目にして、温野菜などで放熱できない体熱を少し冷ましてあげることも必要です。
スターアニスがオススメ – 大寒の頃
そんな寒くて気が滞りやすいこの季節にお薦めなのは、
気をなだめ、お腹を温めて胃腸の働きを良くしてくれる八角(スターアニス)
漢方薬としても処方されています。
お料理はちょっと面倒!? と言う方は、チャイや紅茶に入れて使ってみて下さい!
冷え取り食材の鶏肉と一緒に煮込めば、簡単に内側から温まるお手軽「冷え取りレシピ」ができあがります。
冷え症の方はもちろんのこと、八角は気の巡りも良くしてくれるので、新年の気ぜわしさや自粛生活でのイライラ、運動不足による自律神経の乱れなども鎮めてくれるはずです。