立秋(りっしゅう)
8月7日は「立秋(りっしゅう)」
猛烈な暑さの中、暦の上では秋を迎えてしまいました!
2週間後の「処暑(しょしょ)」までが最も残暑が厳しい時期なのですが、心なしか東京は昨日から少しだけ涼しい….と言っても30度越えの激暑ではありますが
今年もとにかく暑くて、お昼頃に自転車に乗ったりすると、息をすることができないくらいの暑さで、地面が炎の上みたいにゆらゆらしているのが見えました。
猫さんのいる我が家では24時間エアコンをつけなければいけない状況ですが、夕方の涼しい風が吹く時間を狙って、いったん窓を全開するのですが、近年はその風も湿気と熱風で川みたいな匂いがしたりして、すぐに諦め窓を閉める毎日です。
足首やお腹周りが冷えているのが気になるので、1日のどこかでは、空調から離れてじわっと毛穴が開く感じも身体に与えたいなと思う今日この頃です。
あらゆる場所が冷房で温度管理される現代では、
- 身体にこもる熱を冷ますこと
- 夏冷え
の両方に注意を払わなくてはなりません。
こんな症状が表れていたら夏冷えですので、身体の冷やし過ぎには注意しつつ、しっかり休養と栄養を取って養生しましょう!
- 身体がだるさが取れない
- 食欲不振
- 下痢気味
- 手足が冷える
- 夏風邪が治らない
- めまい、立ちくらみがする
唐辛子がオススメ – 立秋の頃
暑い8月の楽しみは、生の唐辛子が市場に出回ること!
「甘い・辛い・酸っぱい」がそろったタイ料理は酷暑にもっともおススメです。
タイ料理は生の緑の唐辛子を使うと、香りがよくおいしさがUPしますよ!
「甘味」は滋養強壮の効果と夏の代表的な不調:脾胃の不和からくる消化不良を調整する働きがあります。
そして、唐辛子の発汗作用で身体の表面温度を下げつつ、ニンニクや魚醤で身体に適度な塩分とパワーを増強できるのが「辛味」の効果。
ライムや酢の「酸味」には収斂効果。
汗が流れ出るのを止める効果があり、身体に溜まった疲労物質:乳酸の除去もしてくれます。
3つの味がバランス良く調和しているタイ料理は、まさに夏バテ防止のお料理です。
疲れた時になぜか食べたくなるタイ料理、その理由がこれなんです!
写真は、タイ北部イサーン地方の代表料理「ラープムー」。
フレッシュミントとビタミンEがたっぷりの豚肉のスパイシー和えです。
甘味のあるもち米と一緒に食べると、疲れた身体に喝がはいります!
15分でできる時短料理なので、是非ご自宅で作ってみてください!