清明(せいめい)

Exif_JPEG_PICTURE

4月5日は「清明(せいめい)」

若葉がみずみずしい、まぶしい新緑の季節。
花や鳥、すべての生命が明るく生き生きと輝きはじめる季節「清明」の到来です。

春に心がけたいのは、冬に溜まった毒素の排出です。
苦味のある野菜や山菜などをたくさん食べることで、体内にこもった熱を覚まし、デトックスをすることができます。

また、初ガツオやホタルイカのおいしい季節。
ウルイやコゴミはこの時期にしか食べることができません。

春の山菜や自然の恵に手を伸ばしてみたいなと思います。
コロナ禍で夜ご飯をお家で食べる人が増えたそう。皆さんもぜひスーパーで春の野菜を見つけてみてくださいね!

春の気候は穏やかですが、

「花曇り」
「花冷え」

という言葉もあるように、どんよりと底冷えするような気候も少なくありません。

また、4月は新学期や仕事などの新生活がスタートする時。
ポカポカ陽気に合わせて緩み始めた身体とは裏腹に、心と頭の中が気忙しくなり、自分の中にチグハグ感を感じやすい時期でもあります。

マスク着用の義務も取れ、普通の日常が戻りつつある今日この頃ですが、逆にそれが大きなストレスとなっていることも忘れてはなりません。

春はうちに向いていたベクトルが外へ向かう時ですが、3年間のブランクはこれまで以上に先への不安も高まります。。。

とにかく恐れや不安で心の中をロックダウンしてしまわないように、上手に自分と付き合って行きたいですね。

意識をしっかりと自分の中に向けることで、心の中に「新芽」をちゃんと芽生えさせてあげたいなと思います!!

私は、どんな小さなことでも良いので「やる気」になれる事柄を探しています。

「焦り」や「不安」、「イライラ」などで、自分の中に芽生えるはずだった可能性をつぶしてしまわないように、行動すること前に進みたいと思います!

ハーブや山菜がオススメ – 清明の頃

この時期にオススメなのは、苦味のある山菜や春野菜、香りのあるハーブ系スパイス、レモンなどの柑橘類です。

この時期に採れる春野菜や山菜に含まれる苦味には、高ぶり(余分な熱)を取り去り、解毒するデトックス効果があると言われています。

スパイスではドライパセリがオススメです。

野菜の中でもトップクラスのビタミンとミネラルを含むパセリは、利尿作用や・抗酸化作用があるので花粉症やアレルギーに悩まされがちな春にこそ食べたいスパイスなのです。

焦ったり、不安が大きくなったり、疲れてくると誰でもイライラしてきますが、このイライラの状態は身体の中に熱がこもっている状態です。

「頭に血が上る」
「カァッーとなる」

という言葉を使いますが、まさにそれが熱のこもった状態なのです。

旬の野菜、苦味のある野菜を食べて「肝の高ぶり(熱のこもった状態)」を和らげてあげましょう。

また、春は成長の早い野菜を食べるとやる気が養われると言われています。
タケノコやもやし、ニラやアスパラなど、上にぐんぐん伸びるお野菜も積極的に食べたいなと思います。

このスパイスが気に入ったらページに「いいね」!