大雪(たいせつ)
12月7日は「大雪(たいせつ)」
北風が吹き、寒い地方では根雪となる雪が降り始める頃です。
この時期は、1年の疲れが最もでやすい時期であるとともに、大忘年会のシーズンですね。
2020年、未知の恐怖に怯えたコロナウィルスですが、すでに3年目となり、今年は11月から早めのプチ会食を計画されている方が多いようですね。
1年の疲れも相当溜まっていると思うので、十分に養生しつつ、楽しみたいと思います。
油断をしていると冷えや乾燥に疲労が加わって体調不良を起こしやすいので、寒さと乾燥からしっかりと身体を守り邪気の侵入を防ぐと共に、コロナ発生以来の凄まじいストレスと1年の疲れで弱った肝臓を、しっかりとケアしてあげましょう!
ターメリックがオススメ – 大雪の頃
ターメリックに、肝機能強化の効果があることは、もう皆さん誰でもご存知かと思います。
お酒を飲むと身体(内臓)は熱をおびますが、ターメリックはその熱を冷ましてくれる効能があるので、二日酔いなどにも効果があると言われているんですね。
「カレー以外の使い方が良く分からない!」
という方も多いターメリック。
お粥にターメリックを入れた「ターメリック粥」などは、特に年末の慌ただしいこの時期にお薦めです!
炊飯ジャーの「お粥焚き機能」を利用すれば、簡単な薬膳朝食ができあがります。
0.5合のお米と、昆布、塩、ターメリック(耳かき2杯程度で十分です!)、疲れがひどい方は滋養効果のあるクコの実やナツメを入れるのもお薦めです。
簡単な肝臓メンテナンス – ターメリックミルク
お粥を炊くのが大変な場合は、温めた牛乳に小さじ1/4ほどのターメリックを入れた「ターメリックミルク」も効果的。
できれば鍋で温めたいところですが、忙しい方は、マグカップに少量のバター(油でもOK)とターメリックを入れてよくかき混ぜてから、牛乳を入れてレンジでチン。
もう一度よく混ぜてからいただきます。
ブラックペパーやジンジャーパウダーを振るとより身体がシャッキリすると思います。
身体に溜まった余分な熱をターメリックで清めて、2日酔いの朝をケアしましょう。
事前にターメリックを摂取しておくのもいいですよ!
夜に会食がある日の朝食としても是非お試しください。
また、焦りやイライラする時は、身体の中はお酒を飲んだ時と同じような状態にあります。
ターメリックはそんな心情の時にもオススメのスパイスです。
冷え性の人は身体を温めるスパイスと一緒に!
身体の冷えが気になる方は、お粥に生姜の千切りを添えたり、アサツキを振りかけるなど、身体を温めてくれる香味野菜のトッピングをするのがオススメです。
どんな薬膳料理も、万人に合うお料理はありません。
まず、自分の体質を知った上で、なんでもアレンジできる「アレンジ力」が決めてです!!